TextRunRunを簡単にだけ説明

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初めてこのページに来た方へ

このWebサイトは TextRunRun というフリーソフトに関する事を書いているものです。

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このソフトの説明は以下のホームページで説明しています。

上記のホームページのブログ形式のものがこのWebサイトです。

  • ホームページの方では「使い方」についてはあまり書けていない事
  • 更新した情報をなるべく早く書ける様にしておくため

これらの理由からこのブログ形式のものを立ち上げています。

このページの目次

前書き

このブログ形式のサイトは、 TextRunRun というフリーソフトについて書いていくサイトです。

ここでは、この TextRunRun がどのようなものかを紹介ついでに説明していきます。

これはソフトの種類としてはコマンドランチャーと言っていいソフトです。

以下の様な入力欄があります。

画像

この入力欄を使って出来る事は主に以下の事です。

  • ファイルパスを記入してファイルを開く。
  • 登録していたものの名前を記入してそれを実行する。
  • AutoHotkey のスクリプトを記入して使う。

大体これが基礎的な使い方です。

この入力欄に文字を記入すると 入力補完 と呼んでいる単語の候補の様なものが出てきます。

画像

候補の文字を選びながら使えます。

これを使う事で、単語の入力ミスを減らしながら使えるのではないかと思います。

Enter のキーで 入力補完 を決定します。

Enter のキーは、実行する時にも使います。

左のアイコンをマウスでクリックして実行する事もできます。

大体はこのようなソフトです。

このソフトがどの様なものかの概要だけを以下に説明していきます。

登録して使う

このソフトは登録しながら使うものです。

先ほどの入力欄のあるウインドウ上で Ctrl + N のキーを押すと、登録をするためのウインドウが表示します。

画像

このウインドウの項目に、登録するものを指定します。

登録した後は、指定した名前を記述して使用ができる様になります。

色々なソフトを登録して、ランチャーソフトとして使うのもいいと思います。

登録したものの一覧のウインドウ

登録した後は、以下のウインドウに登録したものが確認できる様になっています。

画像

登録したものの内容を確認する際に使うとよいウインドウです。

登録したものを編集や削除をする時もここを経由すると操作がしやすいと思います。

ショートカットキーを登録

このソフトは、ショートカットキーを作る事に向いています。

TextRunRun が起動中の時だけ使えるショートカットキーです。

このソフトで作ったショートカットキーを確認できるウインドウがあります。

画像

先程の、「 登録したものを確認できるウインドウ 」と似ています。

このソフトで登録したショートカットキーを確認できるウインドウです。

この TextRunRun では、ショートカットキーは2種類に大きく分かれています。

  • 「 先程のこのソフトの入力欄上 」でのみ動作するショートカットキー
  • どのウインドウでも動作するショートカットキー

この2つに分かれており、
「 先程のこのソフトの入力欄上 」でのみ動作するショートカットキー は、その入力欄上でしか動作できない代わり、その入力欄にある文字を引数として( 続けて記入される文字として )使いながら動作させる事ができます。

テキスト上のキー と呼んでいます。

どのウインドウでも動作するショートカットキー は、本来のショートカットキーと言われているものと同じ様なものです。

常時使用のキー と呼んでいます。

このショートカットキーは、特定のウインドウだけで動作するショートカットキーを作る事もできます。

この「 ショートカットキーを確認できるウインドウ 」を経由すれば、ショートカットキーの作成、編集、削除がしやすいと思います。

入力欄のあるウインドウを表示するキー

「先程のこのソフトの入力欄のあるウインドウ」を表示するショートカットキーを作る場合は、 実行スクリプト の個所に以下を記入して登録します。

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F_showToggleGui( B_GuiNumText1 )

どのウインドウでも動作するショートカットキー の方にこのスクリプトを記入したキーを登録すると、いつでも「先程のこのソフトの入力欄のあるウインドウ」をキーひとつで表示できます。

F_ が先頭につく関数と、 B_ が先頭につく変数を使っています。

これらは、 TextRunRun の独自の関数や変数です。

コアなユーザーだけが知ればよい事なので、これらの説明はここではしないでおきます。

画像をクリックするウインドウ

このソフトを起動すると以下のウインドウが表示します。

画像

こんなウインドウです。

このウインドウをマウスで大きさを変更すると以下の様になります。

画像

この様になります。

マウスで大きさを変える時は、このウインドウを左上に移動する必要があります。

区画が色で( 画像で )分かれているのが分かると思います。

このウインドウの区画をマウスでクリックすると、この TextRunRun にあるウインドウが表示する様になっています。

例えば、左上の青い区画をクリックすると

画像

先程のこの入力欄付きのウインドウが表示します。

初心者はこの「 区画をクリックするウインドウ 」を使うと扱いやすいと思います。

補足

この「 区画をクリックするウインドウ 」は、 TextRunRun にある多くのウインドウを表示できるものですが、このソフトのメインのウインドウという訳ではありません。

実際、 TextRunRun を使い慣れてくると、このウインドウは使わなくなると思います。

このウインドウは、設定で起動時に表示させない様にできるので、使い慣れたら起動時に表示させない設定にしていくと思います。

なお、この TextRunRun には、メインのウインドウといったものはありません。

メインのメニューというのがあって、それがメインになるものとしています。

fromFileName を使って登録

このソフトは、 fromFileName と名付けている特殊なルールがあります。

簡単にだけ説明すると、 一つのファイルやフォルダにつき、一つのものを登録したり、一つのショートカットキーを作るというものです。

TextRunRun は便利なソフトだと、自作した私ブランボンは度々言っていますが、その理由がこのルールが使えるからだったりします。

ファイルを用意して登録する内容を記入しながら使わなければならないため、一見不便なルールに思えます。

ですが、この方法を使うと 作ったものを削除する事と後で再利用する事 が手軽にできる様になります。

では、このルールについて以下に書いていきます。

fromFileName の構成

TextRunRun の実行ファイルがあるフォルダには、 trrEvery のフォルダがあり、その中に fromFileName のフォルダがあります。

この fromFileName のフォルダの中には first のフォルダがあります。

その中に以下のフォルダがあります。

  • hotkeyAllGround
  • hotkeyOnText
  • item
  • snippet
  • startup

この様な構成になっています。

画像

trrEvery のフォルダは省略しています。 )

これらのフォルダの中に、ファイルかフォルダを配置する事で登録したりショートカットキーを作ったりします。

item のフォルダ内に一つのファイルを作る事で、登録するものを一つ作ります。

ファイル名が実行するときに使う名前で、ファイルの中身が実行内容です。

先程、このソフトはショートカットキーが2種類に分かれている事を説明しました。

そのひとつの 「 先程のこのソフトの入力欄上 」でのみ動作するショートカットキー は ( テキスト上のキー は )、 hotkeyOnText のフォルダの中にファイルを作る事で一つのショートカットを作ります。

ファイル名がキーで、ファイルの中身が実行内容です。

ctrl_alt_shift_a といったファイル名にします。

( アンダースコアを使います。 )

どのウインドウでも動作するショートカットキー は ( 常時使用キー は )、 hotkeyAllGround のフォルダの中にファイルを作ることでそのショートカットキーを一つ作ります。

ファイル名がキーで、ファイルの中身が実行内容です。

ctrl_alt_shift_a といったファイル名にします。

( アンダースコアを使います。 )

ちなみに、フォルダの階層を一つ増やして、そのフォルダの名前にウインドウタイトルを指定し、その中にファイルを配置する事で、そのウインドウタイトルのウインドウがアクティブの時のみ動作するショートカットキーが作れます。

startup のフォルダ内にファイルかフォルダを配置する事で、 TextRunRun が起動する時に指定した処理を実行させる事ができます。

fromFileName のカテゴリーフォルダ

この fromFileName のフォルダの中には first のフォルダがあります。

これは、カテゴリーフォルダと名付けているものです。

一見、 first のフォルダは余計なものの様に見えます。

ですが、この構成にしておくことでユーザーがジャンル別に分ける事がしやすくなり、削除と再利用がしやすくなります。

画像

大体、以上の事がこの fromFileName のルールです。

これを使う事によって

この fromFileName を使う方法は、初心者には使いにくいものですが、使い慣れてくるとこちらを使う方が便利になっていくと思います。

実行処理をエディターで記入してそのまま使う事が可能になるからです。

このルールのものを使う事によって、 TextRunRunAutoHotkey を手軽に使うためのものとして使っていけるのではないかと思います。

補足

「 登録をするためのウインドウ 」を使って登録をする場合、初期状態は ソフト・ファイル の種類で登録する様にしています。

fromFileName を使って登録する場合は、ユーザーが何も指定しなければ、 複数行のスクリプト の種類の扱いで登録される様にしています。

使い慣れたユーザーは 複数行のスクリプト を登録しながらこのソフトを使う事になると思います。

初心者は、「 登録をするためのウインドウ 」を使って登録し、使い慣れたユーザーは fromFileName を使って登録する事を想定してこのルールにしています。

fromFileName を使った例。その1

fromFileName を使った例として、 「 先程のこのソフトの入力欄上 」Ctrl + G を押すと、入力欄の文字を Google 検索するといったものを例として以下に説明します。

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first のカテゴリーフォルダの中にファイルを追加したとします。

このフォルダーに以下のファイルを作ります。

; type=1
; argument=https://www.google.com/search?q="%*"
; workingFolder=C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application
C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe

これは、 Edge のソフトを使って、パラメータを使って Google検索 ができる様にするものです。

item のフォルダに作っているので、それ以降は GoogleSearch の記述でこれが使えます。

そして、これは 「 先程のこのソフトの入力欄上 」 で何らかの文字を指定しながら使う事で初めて意味を成すものです。

ですので、

GoogleSearch [何らかの文字]

この様に、 [何らかの文字]の部分に文字を指定して使います。

GoogleSearch の記入の手間を省くため、 「 先程のこのソフトの入力欄上 」でのみ動作するショートカットキー を登録します。

このフォルダーに以下のファイルを作ります。

GoogleSearch

hotkeyOnText のフォルダにこのファイルを作れば、 「 先程のこのソフトの入力欄上 」Ctrl + G を押すと GoogleSearch を使った事と同じ事になります。

よって、入力していた文字を Google検索 ができるというものが使える様になります。

fromFileName を使った例。その2

fromFileName を使った例として作ったものの説明をします。

作ったものは、 Alt + Ctrl + Shift + 5 のキーを押すとウインドウを画面の中央に移動するといったものです。

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この作ったものは、以下からダウンロードできます。

ダウンロード

以下のリンクをクリックするとダウンロードします。

( 2.5 KByte )

以下にこれの説明をしていきます。

カテゴリーフォルダの名前は 作ったやつ という名前にしたとします。

このフォルダに以下のファイルを配置します。

global mk_winTitle
global mk_maxFlag
global mk_x
global mk_y
global mk_width
global mk_height
global mk_posX
global mk_posY

この登録したものを起動時の時点で実行させたいため以下のフォルダを作ります。

この startup のフォルダの中に 1_makeGlobal のファイルかフォルダを作る事で、 1_makeGlobal を TextRunRun の起動時に実行させる様にします。

補足

TextRunRun は、残念な事に変数を使う場合は グローバル変数しか使えません。

よって、変数を使う場合はこの様にグローバル変数を宣言する処理を作り、それを TextRunRun の起動時に実行させる様にしなければいけません。

そして、ショートカットキーをつくります。

このフォルダに以下のファイルを配置します。

WinGetActiveTitle , mk_winTitle
WinGet, mk_maxFlag , MinMax , %mk_winTitle%
if( mk_maxFlag == 1 ){
	WinRestore , %mk_winTitle%
	Sleep, 200
}
WinGetPos , mk_x , mk_y , mk_width , mk_height , %mk_winTitle%
mk_posX := A_ScreenWidth - mk_width
mk_posX := mk_posX // 2
mk_posY := A_ScreenHeight - mk_height
mk_posY := mk_posY // 2
WinMove, %mk_winTitle% , , %mk_posX% , %mk_posY% , %mk_width% , %mk_height%

このファイルを配置すれば完了です。

今回配置したフォルダやファイルは以下の様になっていると思います。

画像

黄色がフォルダ。水色がファイルを表しています。

さきほどにも書いていますが、これを用意する事で Alt + Ctrl + Shift + 5 を押すとウインドウを画面の中央に移動するというものが使える様になります。

補足

たかがこれだけのものを作るのに大げさですが、起動時に実行する処理を指定する場合は、カテゴリーフォルダを新しく作ってそこに配置する事を薦めます。

そうする事で作ったものを使わなくなった時に、その括りのものを削除や移動をして取り除く事がしやすくなります。

そして、移動して取り除いたものはまた使いたくなった時に再利用しやすいといった特徴があります。

使わなくなったら、カテゴリーフォルダを移動してどこかに保存しておけば、またいつか使うものとして残しておけます。

画像

この fromFileName を使って作ったものは、後々また使いたくなった時に再度使う事がしやすいものとして作れます。

後書き

TextRunRun がどの様なものかを説明していきました。

読んだ人は大体この様なものだと把握できたと思います。

といっても、 fromFileName の事にだけ説明が長くなってしまいました。

これは、「 TextRunRunAutoHotkey を手軽に使っていくためのもの 」という事を表現したかったのでこの様な形になってしまいました。

TextRunRun のソフトの種類はコマンドランチャーであると書くようにしています。

ですが本当は「 AutoHotkey を手軽に使っていくためのもの 」または、「 プログラムを登録して使っていくもの 」と書いていきところです。

ただその事を書いたとしてもピンとくる人は少ないと思われるため、 TextRunRun はコマンドランチャーと書くようにしています。

それと、「 コマンドランチャー 」と「 ショートカットキー 」はすごく相性がよいと思っています。

できれば、このページでそれをうまく表現する事ができればよかったのですが、その事は今後に書いていこうと思います。

TextRunRun の事を大体は説明しきったのでもう十分だと思いますが、より詳しく知りたい方はホームページの方も見てください。

以下は、 TextRunRun の事を紹介するページです。

このページで書いている事と同じ事が書いていますが、興味を持てた方は以下のページも見て欲しいと思います。

最後にこんな事を書きますが、残念な事にこの TextRunRun はちゃんとした完成品のソフトという訳では無く、不具合がいくつでも見つかるソフトだと思います。

実際使ってみると、できなくてガッカリする事は多いと思います。

ですが、アイデア自体はいいソフトだと思います。

このブログ形式のサイトを通して、このソフトの事や使い方などを説明していけたらと思っています。

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